CPP(ピロリン酸カルシウム)とHA(ハイドロキシアパタイト)、MSU(痛風結晶)で濃度勾配を持たせたチューブを作り、CTとエコーでどのように描出されるか検証したstudy。
点線はコントロール。
Aは外観、BはCT、Cはエコー。
HAとMSUではエコーでは濃度上昇に伴いアコースティックシャドーを引くが、CPPでは濃度上昇してもシャドーが引くことはない。
臨床的には痛風ではアコスティクシャドーを引くこともあるし、引かないこともあるが、シャドーがある場合にはCPPDとの鑑別が可能であると考えられる。