若年者ではjuvenile temporary arteritis with eosinophiliaというGCAの類縁疾患と考えられている疾患があり側頭動脈の好酸球性炎症が特徴とされているが、GCAにおいてもある研究では8%の患者で好酸球浸潤があることが知られていた。
Deposition of eosinophil cationic protein in vascular lesions in temporal arteritis
今回動脈壁に好酸球浸潤が目立つ症例の特徴について検討した研究が出版された。1986年1月から2013年12月までにTABを受けたGCA疑いが連続して同定(888検体)され、側頭動脈に炎症を伴っていた患者は354検体であった。その中でInflamed temporal artery: histologic findings in 354 biopsies, with clinical correlationsに記載されて4つのフェノタイプに分類、transmural inflammation(TMI)のあった254検体を解析の対象とした。
病理は臨床情報にアクセスできない一人の医者が診断を行った。
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・治療による転機も差がなかった。